アーティストインタビュー GRANRODEO

――GRANRODEOにとっては二度目の「ランティス祭り」になりますが、5年前、第1回目の「ランティス祭り」の思い出というと?

KISHOW たしか……2日目、最終日のトリ前だったよね? 出演順が。前にLAZYさんがいらっしゃって、トリがJAM Projectさんという超大御所に挟まれてました。そう思うと、5年前、僕らはまだ武道館ワンマンをやる前だったけど、今とそんなにバンドとしての立ち位置は変わってないかも知れないね(笑)。やっぱり、ランティスの顔といえばJAMさんだから、後ろにどっしりと重鎮がいてくれてこそ、僕らはヤンチャができる。そういう安心感と、トリ前をやらせてもらえたという嬉しさと、両方あった気がしますね。

e-ZUKA 僕が思い出すのは、ステージと周りの雰囲気ですよね。屋台が賑わっていて、ステージセットなんかは意外とシンプルでね。ちょっと昭和感があって、面白いもんだなと思いました。去年は僕らも同じ、富士急ハイランド コニファーフォレストでワンマンをやらせてもらったんですが、「あぁ、ここでランティス祭りやったなぁ」と思い出したりしましたよ。

――そして今回は、「ランティス祭り」も全国規模に。GRANRODEOも4会場にフル出場ですね。

KISHOW こう……今まさに手元に資料として前回の「ランティス祭り」写真集を見せてもらってるんですが、総じて出演者も増えているし、改めて規模の大きさは感じるよね。

e-ZUKA そう、お客さんもGRANRODEOのファンもいれば、他のアーティストのファンもいらっしゃる。せっかくみんなが集うわけですから、いい雰囲気で盛り上げられたらいいなと思いますよね。

KISHOW 昔は、「イベントライブだから、一発かましてやろう!」と、若気の至りなりに意気込んだこともあったけど(笑)、今は、いかに自分たちが最高のパフォーマンスをできるかということだけですね、気になるのは。そして、この機会にランティスのいろんな人のライブを観て楽しんでいただければね! 僕らも精一杯頑張りますよ。

e-ZUKA 最近、いろんなアニソンフェスが増えたなかで、同じレコード会社だけで2デイズ、3デイズのライブが開けるなんて、それだけでも凄いことですよ。今回も屋台は頑張りそうだし(笑)。夏祭り、秋祭り気分でみなさんも楽しんでいって欲しいですね!

GRANRODEO

ロックユニットGRANRODEO(グランロデオ)とは、”KISHOW“こと、声優でヴォーカリストとしても注目されてる”谷山紀章“とメロディアスな曲からハードなギターサウンド曲でアニメーション音楽に幅広く楽曲を提供し、ギタリストとして活躍中の”e-ZUKA“こと、”飯塚昌明“の2人組ユニット。楽曲につぎ込まれるアグレッシブさはどこか、彼らのかっこよさ、こだわりが光る。KISHOWの艶のあるセクシーなヴォーカルと、e-ZUKAのロックギターサウンドが融合。

ヴォーカル:KISHOW (谷山紀章)
声優として活躍中。今、最も注目をあびている男性声優。声優としての演技もさることながらずば抜けた歌唱力でそのヴォーカリストとしての才能を発揮。TVアニメ『君が望む永遠』の孝之イメージソングをKISHOWが詞を書き、e-ZUKAが楽曲を提供したのがきっかけでGRANRODEOのユニットが誕生した。デビュー曲後、ヴォーカル歌詞をすべて手がけるなど多彩な能力を発揮

ギター:e-ZUKA (飯塚昌明)
現在、栗林みな実や声優アーティストなどを中心に楽曲を提供。そのサウンドは、キャッチーなものからハードロックまで多彩。クリエイターとして活躍していたe-ZUKAがKISHOWと出会って表舞台でGRANRODEOとして活躍することになる。もちろんGRANRODEOのすべての楽曲を手がける。その繊細かつハードなギターソロはGRANRODEOの楽曲には欠かせない。