- ——（『SMILE ENERGY』のポスターを見ながら）これは……なかなかにモテそうなポスターじゃないですか。
- bamboo馬鹿を言っちゃいけない！ これじゃマジでお笑い芸人みたいじゃん！ 今までは、うちの会社（キッチンガイズ・ファクトリー）でポスターを作っていたんだよ。でも今回はランティスさんにお願いしたのさ。で、上がってきたらコレだもんなぁ。
- ——えー、素敵なデザインのポスターじゃないですか。
- bambooデザインはいいけど素材がダメなんだよ（笑）！
- 一番星ま、基本俺達は芸人スタイルだからさ。本望じゃない？
- bambooお前は言っていることが絶対におかしい！ これがお店に貼られるの、想像してみろ。……これ、今からGRANRODEOのアイコラに出来ない？
- ——なに無茶いっているんですか（笑）。
- 一番星この指のポーズは大丈夫だったの（苦笑）？ このポスター、渋谷の駅に貼ってもらおうよ。
- bambooバカを言うなー！
- ——（笑）。さあ仕切り直して、インタビューの第２弾です。ここではmilktubの歴史を語っていただこうと思っています。
- bamboomilktubとは何ぞや？ ってとこだね。
- 一番星これだけ付き合いが長いと、どこまで話していいか分かんないよね。
- bambooそれは話しながら俺が検閲する！ ここまで長い付き合いになると、お互いの金玉握り合っているようなもんだから。
- 一番星最初の出会いから、まずアウトっぽいもんね。
- bamboo出会いはね、光の乳首を削ぎ落とそうとするところから始まっているんですよ。
- ——それ、ベストのライナーで遠玉さんがちょこっと書いてませんでしたっけ（笑）？
- bamboo一番怖いのは、それが事実だってことなんだよね（笑）。
- 一番星ある友人に、「ここで待ってろ！ 面白いものが見れるから」と言われて、小学校の自分よりも上級生がいる校舎の一角で、待っていたんですよ。そうしたらその友人が、「逃げろ！ 逃げろ！」って言いながら走ってきて。「え、ナニ？ 何？」なんて言っているうちに、ある男が僕の体操服を捲り上げていて、僕の乳首にボーンナイフをあてがって「動くな！ 動くとお前の乳首を削ぎ落とす！」と、いきなり言うんですよ。「いくつだ？」って聞かれて「９歳です」と応えたら「ピチピチじゃねーかぁ」とか言っていて。
- 全員（爆笑）！
- 一番星bambooと出会って聞いた第一声が「乳首を削ぎ落とす！」ですよ（苦笑）。あれさ、何で追いかけてきたの？
- bambooまったく覚えてない（苦笑）。で、その後こいつを、無理矢理に漫画クラブに入れた気がする。
- 一番星そうだよぉ、俺一輪車クラブだったのにさ。bambooが引退するとかで、突然「お前を漫画クラブの会長に任命する」とか言ってきて、本当に任命されちゃったんだよね。
- bambooでもこいつ、漫画クラブを一年で一輪車クラブにしやがったんですよ。
- 全員（爆笑）！
- bamboo光は一学年下だったけど、その後中学まではずっと一緒で、ずっとつるんで遊んでたな。夜中に半裸になってコンビニ忍び込んだりしましたね。
- 一番星僕たちは到ってノーマルだったんだけど、milktub結成メンバーの一人で、俺とbambooを結びつけた遠玉ってやつが、まったく普通じゃなかったんですよ。
- bamboo昔あるエロ漫画雑誌に、遠玉が俺んちの住所でずっとイラストを投稿してたことがあって。しかもそのイラストが、何故か俺の似顔絵なんだよ（笑）。いつの間にか俺がエロ漫画雑誌の常連投稿者みたいになちゃってて。ある日エロ漫画の生原稿が俺んちに送られてきて、親に思いっきりぶん殴られた。問い詰めたら「それ俺だ」とか言ってて。
- 全員（爆笑）！
- 一番星しかも、シレっと原画も回収してたしね。
- bamboo今思い出すだけでも腹が立つ！ そいつが映画撮ると言い出すと、今度は光と一緒に新聞紙の張り子でパーマンとバードマンを作りだして。ある日家に２人が遊びに来たら、ドアの前にパーマンとバードマンが立ってるんだよ（笑）。で、「映画に出て下さい」っていうから「何の役？」って聞くと、「上半身裸で日本刀持って、ロシア帽を被ったサイコ殺人鬼」とか言ってきて。それでわざわざ幕張まで行って撮影してたら、職質されてさ。
- 一番星そりゃ、道の真ん中に半裸で日本刀持った男がいたら覆面パトカーで囲むわ（笑）。
- bambooしかも、俺が職質されている間に２人は逃げたんだよ！
- 一番星あとは、お互いの父親がコンビニでエロ本立ち読みしているのをビデオカメラで撮影したこともあったし。
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