Heart of Magic Garden
好評発売中
LACA-15185 ¥3,000(税込)
発売元:株式会社ランティス
販売元:バンダイビジュアル株式会社
楽曲歌唱・楽曲提供や、七瀬光としてのアニメ劇伴と、
現代のアニメ音楽においてなくてはならない伊藤真澄!
ランティス黎明期からランティスと共に歩んだ彼女だからこそ、
アーティストたちが集い、最高の音楽を紡ぎます。
伊藤真澄の"魔法の庭園"へ誘われてみませんか?
INDEX
01. 芽生えドライブ
歌 marble
02. カワルミライ
歌 ChouCho
03. ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C
歌 ヒャダイン
04. INTENTION
歌 鈴村健一
05. 翼はPleasure Line
歌 栗林みな実
06. センティフォリア
歌 Ceui
07. 聖少女領域
歌 ALI PROJECT
08. mind as Judgment
歌 飛蘭
09. リフレクティア
歌 eufonius
10. Little Wing
歌 影山ヒロノブ
11. Blue flow
歌 伊藤真澄
ALL Songs Arranged by伊藤真澄
伊藤真澄 official site『Rainbow Drops』
●アルバム・レビュー:鈴木隆詩
美しく楽しく不思議なアルバムだ。ランティスの11組のアーティストの楽曲を、伊藤真澄が、人が演奏する楽器──いわゆる「生音」にこだわってリアレンジ。音楽性も世界観も多岐にわたった11曲を、それぞれの個性を尊重しつつも一つの大きな世界に誘い込んだ。それはまさしく、自然の美を活かして作り上げ、歩を進めるごとに風景が移り変わっていく「庭園」のようだ。  「生音」にこだわったというのは、そこに人と人との濃密なコミュニケーションがあるからだろう。アーティストの作品であると同時に、多くの人の手を介することで誕生する楽曲たち。数え切れないほどの言葉のやり取りがそこにはあり、その積み重ねこそが音楽レーベルの歴史と言っていい。ランティスに黎明期から関わり続けてきた伊藤真澄が、もう一度、濃密なコミュニケーションの中で11曲に新たな形を与え、そこにオリジナルシンガーたちが命を吹き込んでいく。このアルバムはランティスの時間と空間を切り取った一部にして全体なのだ。そういう意味でも、やはり「庭園」というタイトルは当たっている。  僕はこのアルバムを何度も楽しんだ。原曲と聴き比べて新解釈に驚き、各曲の詞とメロディの確かなクオリティを再確認し、一つ一つの楽器の響きに耳を傾け、ボーカリストたちの現在進行形の歌声に聞き入った。アルバムは小鳥のさえずりから始まり、ギターのフィードバックノイズで幕を閉じる。鳥に誘われ見慣れた扉を開いて庭園に入り込み、最後は幻想的な深みへ。その道のりを味わいたくて、再生ボタンを繰り返し押した。「魔法の庭園」が放つ魔力は、とても強力なのだ。

Heart of Magic Garden
LACA-15185
2012年06月27日発売
●楽曲レビュー:鈴木隆詩
miccoと菊池達也によるオーガニックポップユニット「marble」のメジャーデビュー曲。清涼感あるボーカルとギター、心地良いグルーヴが魅力の曲だ。今回のアレンジでは原曲でも使われていた鉄琴をイントロで効果的に使用。プロローグ的にサビのメロディが緩やかに奏でられ、そこから一気に厚みのある演奏に入っていく。コーラスワークを多用し、演奏には新たなフレーズが加わって、曲の雰囲気はよりドラマティックに。miccoのボーカルが美しく弾けている。

●参加アーティストコメント:marble
micco:「芽生えドライブ」で参加させて頂いたmarbleのボーカルのmiccoです☆marbleにとって「芽生えドライブ」はとっても大切な曲、スタートの曲なので、この曲が一曲目に入っている事がとっても嬉しかったです☆marbleバージョンよりも、更に繊細に美しくお洒落に、真澄さん色にデコレーションされたアレンジになっています☆イントロの鳥のさえずりの部分も大好きですが、間奏のコーラスワークもとっても素敵にして頂きました☆是非、朝に聴いて頂きたい一曲になっています♪このアルバムに参加出来た事が幸せです☆みなさんも真澄さん色に染まってくださいね♪

菊池達也:marbleの菊池達也です。デビュー曲「芽生えドライブ」とても思い入れの深い曲を選んで頂いて嬉しいです!原曲のミニマムさとはまた違う、バンドによる開放的なきらめくサウンドで、自分の曲でありながらとても心躍ります。。個人的には他の楽曲にもギタリストとして参加させて頂いて、真澄さんの愛の詰まったangel musicに沢山ふれる事ができて、とても幸せでした♪ありとうございます!!

芽生えドライブ
LACM-4347
2007年2月21日発売
●楽曲レビュー:鈴木隆詩
ニコニコ動画「歌ってみた」から世に出た女性シンガーChouChoのメジャーデビュー曲。Elements Garden中山真斗の作編曲による原曲は、清々しく切ないシンセと細かく刻まれたデジタルなリズムが印象的だった。今回はそれをテンポダウンして、ギターのアルペジオとピアノが絡み合うナチュラルなバンドサウンドへとスイッチ。ChouChoのふわりとした声質をじっくり堪能できる。ぐいぐいと盛り上がっていく後半の展開は感動的。

●参加アーティストコメント:ChouCho
わたしにとって「カワルミライ」はデビュー曲ということもあり、とてもとても思い入れの深い曲です。原曲は打ち込み系のアップテンポな曲なので、アコースティックだとどんな感じになるのか最初は想像できませんでした。でもアレンジされた音源を初めて聞いた時、まるで元々そういう曲だったかのように懐かしさを感じる、シンプルだけど温かいアレンジにとても癒されました!歌い方もこのアレンジに合うように、原曲よりも優しく落ち着いた雰囲気が出るように心がけました。今回たくさんの素晴らしいアーティストの皆さんと一緒にこのアルバムに参加できたことをとてもうれしく思っています。ありがとうございました!

カワルミライ
LASM-4104
2011年7月27日発売
●楽曲レビュー:鈴木隆詩
ヒャダインのメジャー初シングル。スピード感に溢れ、めまぐるしく展開する原曲が、新たなアレンジによって夏めいたトロピカルポップに。ボーカルではヒャダル子のパートを伊藤真澄が担当。彼女の柔らかい声質がヒャダインの突進する歌声に混ざり合って、曲の印象が大きく変わっている。浮遊感が増した今回のバージョンは、ヒャダイン・ミーツ・Oranges & Lemonsの世界。ランティスファンなら思わずニヤリとしてしまうだろう。

●参加アーティストコメント:ヒャダイン
真澄さんがカカカタ☆カタオモイをリアレンジしてくれる、という一報を聞いて、僕はリアルに小躍りしました!そしてレコーディング。ウキウキにリアレンジされたトラックに澄み渡った「ヒャダル子」真澄さん。僕もウキウキでレコーディングできました!そしてライブでの共演。これまたウキウキピアノデュエット!音楽っていいな、と思わせていただきました。

ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C
LACM-4801
2011年4月27日発売
●楽曲レビュー:鈴木隆詩
声優・鈴村健一のオリジナル1stシングル。INTENTION=意図というタイトル通り、新たな活動へと足を踏み出した鈴村の思いが溢れた曲だ。ひずんだエレキギターがボーカルに常に追随する青春ギターロックの原曲が、ストリングスを前に押し出したトラディショナルな楽曲に生まれ変わった。マーチのようなドラミングが印象的で、原曲の若者らしい疾走がしっかりとした歩みに変わったかのよう。ボーカルにも成長の跡が刻まれている。

●参加アーティストコメント:鈴村健一
皆さんこんにちは。鈴村健一と申します!この度は素敵なアルバムに参加させて頂きまして感謝しております。収録させて頂いた「INTENTION」という曲は5年前のデビュー曲。僕にとっての始まりの歌です。アコースティックアレンジになって生まれ変わったこの曲。あの時の情熱や今も変わらない想いを感じることができるとても感動的なものになりました。参加された皆さんの楽曲もどれも素晴らしい曲ばかりですね。伊藤さん!素晴らしいアレンジをありがとうございました!

INTENTION
LACM-4518
2008年10月8日発売
●楽曲レビュー:鈴木隆詩
ランティス黎明期の2001年に「Rumbleing Hearts」でデビューして以来、ともに歩んできた栗林みな実の代表曲の一つ。Elements Garden上松範康による華々しいサウンドと、それに輪をかけて艶のある、女性的で伸びやかなボーカル。このキラキラな曲をジャジーなベースによって落ち着いた雰囲気に一変させたのが伊藤真澄のセンスだ。双方ともストリングスが肝だが、その解釈はかなり違う。ドレッシーな栗林みな実を感じさせる曲。

●参加アーティストコメント:栗林みな実
原曲はアップテンポで、勢いがある曲調なのですが今回は、草原で爽やかな風を感じているような仕上がりになっています。レコーディングしてみて、歌詞からのイメージが、いつもライブなどで歌っている時とはまったく違うものになったので、とても不思議な気持ちになりました。オケにとけこむよう、柔らかい歌いかたを心がけて歌っています。みなさん、ぜひ楽しんで聴いてくださいね♪

翼はPleasure Line
LACM-4110
2004年1月21日発売
●楽曲レビュー:鈴木隆詩
「聖なる歌声」の持ち主としてファンに愛される女性アーティストCeui(セイ)。「センティフォリア」は少女の儚い恋心を歌ったミディアムナンバーで、清らかなボーカルが堪能できる曲だ。ウチコミのリズムで跳ねた雰囲気もあった原曲をテンポダウンして、じっくり聴かせる方向に。ピアノ、ストリングス、ベース、ブラシを使ったドラムによる上品な音色によって、日の当たる部屋にたたずんでいるような、柔らかな光を感じさせてくれる。

●参加アーティストコメント:Ceui
静寂に耳を澄ますような、静寂そのものが音楽であるような、そんな空気感を真澄さんのアレンジから感じたので、音の向こうの静けさを感じながら、大切に歌いました。オリジナルよりも少し大人で、真っ直ぐなセンティフォリアになったかなと思います。わたしは伊藤真澄さんの紡ぐ音楽も天使のようなお人柄も大好きなので、参加させていただけて、とても嬉しく思っています。レコーディングも、真澄さんとコーラスの声を重ねる作業も、とても楽しくて。歌いながら光を感じるというか、自分が癒されてるみたいに心地よくて…、それが真澄さんのもつ魔法だなって思いました☆ 聴いて下さるみなさまにもきっと何らかの光やぬくもりを感じてもらえる曲になったのではと思っています。

センティフォリア
LASM-4023
2009年8月5日発売
●楽曲レビュー:鈴木隆詩
宝野アリカと片倉三起也による音楽ユニット、ALI PROJECT。クラシックや幻想文学に深い造詣を持つ二人によって生み出される楽曲は、きらびやかで退廃的で迷宮のようにこみ入っている。「聖少女領域」はゴシックな世界観とダンサブルな四つ打ちのリズムが特徴の曲。伊藤真澄によるアレンジは、まずイントロのピアノが強烈で、宝野アリカの個性的なボーカルを果敢に盛り上げる。コーラスとストリングスが流麗な間奏にも心を奪われる。

●参加アーティストコメント:ALI PROJECT
この曲を再びスタジオで歌う時が来ようとは! 真澄さんの穏やかで繊細なアレンジで、とても優しい新しい「聖少女領域」が誕生しました。ボーカル録りもスムーズであっという間だったので、もっと歌いたかったかも(笑)。魔法の庭の一花となり、もうひとつの命を与えられて咲き続けることができるのを、とても嬉しく思っています。Merci beaucoup!

聖少女領域
LHCM-1014
2005年10月26日発売
●楽曲レビュー:鈴木隆詩
力強いボーカルが魅力の女性アーティスト、飛蘭のランティス1stシングル。原曲はアグレッシブなデジタルロックだが、切なく歌い上げたバラードのヴァージョンも存在する。今回のアレンジは、そのどちらにも寄ることなく、ブラスとパーカッションを取り入れたグルーヴィーなジャズテイスト。サスペンスフルなリズムが曲全体を支配し、飛蘭のボーカルもミステリアスに聞こえてくる。間奏で暴れるサックスが男らしくてシビレる。

●参加アーティストコメント:飛蘭
今回私が唄わせていただいた楽曲は、デビュー曲『mind as Judgment 』。私の人生を大きく変えてくれたこの曲で、また違ったアレンジでのレコーディングに挑戦出来た事は、更に新しい人生へ1歩前進した様な感覚にもなりました。デビュー当時はプレッシャーと緊張で、唄う事で精一杯で、自分自身を客観視できていない所があったり、心に大きな余裕がなかったんです。でも今回、“Heart of Magic Garden”に参加させていただき、 ミディアムテンポだけどソウル要素が交じった、新しい『mind as Judgment 』を唄っていた時に、音楽の奥深さを心から楽しんでいた自分に気づきました。同じ楽曲でも、アレンジや心境によって、全く違う楽曲に変わる。 それを改めて実感する事が出来て、とても嬉しく思っています。素晴らしいアルバムに参加させていただけて、本当に感謝しています。是非、たくさんの方々に聴いていただきたいです!

mind as Judgment
LACM-4630
2009年7月22日発売
●楽曲レビュー:鈴木隆詩
riyaと菊地創によるユニットeufoniusのランティスからの4枚目のシングル。高音で独特の張りがあるriyaのボーカルが軽快なリズムに乗って跳ねる曲で、「駆け出す」「飛び込む」「見上げる」「手を振る」と動詞が連続するサビが、シンプルでありながら深い情感を生んでいる。今回のアレンジはリズムを全て抜いて、ピアノとストリングスのみ。歌い上げる楽器によって、この曲が持つ瑞々しい感性を増幅。riyaの澄んだ高音が心地良く響く。

●参加アーティストコメント:eufonius
riya:ここ一年ぐらい、私達の代表作となる「リフレクティア」に再びスポットの当たる事が多く、今回の真澄さんによるリアレンジはその集大成のような気がしています。このアルバムはきっとずっと語り継がれて行く「名作」となるでしょう。参加させて頂けて本当に光栄です。たくさんの方の手に渡って行くよう願っております!

菊地創:自分の曲を他の方に編曲されるという機会が殆どないので、今回は企画を頂いた段階からとても楽しみでした!eufoniusの代表曲「リフレクティア」が真澄さんの手によってまた羽ばたいてくれることをとても嬉しく思います。他の収録曲、参加アーティストも豪華なので多くの皆さんに聴いて頂ければ嬉しいです!

リフレクティア
LACM-4459
2008年1月23日発売
●楽曲レビュー:鈴木隆詩
原曲はJAM Project featuring 奥井雅美名義。加入したばかりの彼女をメインボーカルにすえた2003年の曲だ。ハードロックの印象が強いJAMだが、この曲は風通しのよいアコースティックサウンド。ケルト風のイントロが強い印象を放っている。原曲ではコーラスに回っていた影山ヒロノブがソロで歌う今回のアレンジはストリングスやアコーディオン、パーカッションでフォークロアな雰囲気に。ボーカルも演奏も壮大で旅情たっぷり。

●参加アーティストコメント:影山ヒロノブ
「Heart of Magic Garden」完成、発売おめでとうございます。そして、その中にの一曲に、俺達JAM Projectの「Little wing」を選んでくださったこと、そしてそして、その歌を、「歌は影山君でいいんじゃない?」と 言ってくれた事(笑)、そんなすべてに感謝しています。なにを隠そう俺はずっと、ますみさんの大ファンです。いつも、ますみさんのようなアーティストがもっと前に出れば、業界もぜったいに良くなるのになぁと思ってました。俺はこの道35年の大ベテランです。アーティストを見る目は確かです。本当に実力のある人は誰なのか?本当に世の中に認められるべきアーティストは誰なのか?このアルバムがその答えだと思います。ますみさんの素敵な音世界が、きっと世の中の人達をもっともっとハッピーにしてくれると思います。これからも、ずっと応援しています。

Little Wing
LACM-4089
2003年4月23日発売
●楽曲レビュー:鈴木隆詩
原曲は伊藤真澄のソロユニットHeart of Air名義。2002年発表で、このアルバムに取りあげられた中で最も時代を遡った曲だ。深い森で木々の呼吸に耳を澄ましているような、海にゆっくりと潜り込んでいくような静謐なバックトラックに、透き通ったボーカルが乗る原曲に対し、今回はピアノ、ベース、ドラムが入りバンドサウンドに。生楽器ならではの迫力で曲の世界観に浸される。思念の嵐に巻き込まれるかのようなラスト1分半が圧巻。

●参加アーティストコメント:伊藤真澄
灰羽連盟のエンディングテーマ「Blue Flow」は、昨年頃より久しぶりにイベント等で歌わせて頂く機会があり、生で聴けて感動した、という声を度々聴かせて頂き、根強い人気を感じでいました。今回のアレンジで静謐な原曲のイメージから、壮大でチカラ強い楽曲に変貌を遂げました。この度全ての曲をアレンジさせて頂く中で、まず感じた事は全てのオリジナル曲のもつ完成度の高さです。名曲の数々でもありますから、あたりまえといえばあたりまえかもしれませんが、アレンジをさせて頂きながら曲に入り込んで行く中でしみじみと感じた事でした。ですから、とても楽しめたのと同時に、曲と格闘して苦労して産み出された楽曲もありました。又、アーティストの皆さんが新しく生まれ変わった曲をとても楽しんで歌ってくださった事はとても嬉しく、楽しいひとときでもありました。改めてみなさんに“感謝”させて頂きたいです!ありがとうございました。

Blue flow
LACM-4078
2002年11月22日発売
TV-CM Archive

♪ メイキング

♪ ヒャダインのカカカタ☆カタオモイ-C / mind as Judgment

♪ INTENTION / 翼はPleasure Line

♪ Little Wing / センティフォリア

♪ 聖少女領域 / カワルミライ

♪ 芽生えドライブ / リフレクティア

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